私達のこと (人物紹介)

mmh1.JPG圓尾ホリッジ 圭美(マルオホリッジ マスミ)

東京生まれ東京女子医科大学卒業。整形外科医。2001年から2006年までスコットランドに在住。主にリウマチ学、関節軟骨細胞についての研究でエディンバラ大学PhD取得。その後 英国 General Medical Council の資格を取り、エディンバとアバディーンの病院にて勤務医として就職。2007年より北海道帯広市の整形外科病院勤務。 

スコットランド滞在期間に登山の面白さに目覚める。ヨーロッパの最後の野生の土地と言われるスコットランドの山々を歩く。 夫であるサイモンに連れられて、有名なスコットランドの山々には1ダースぐらいは登っただろうか。その他にもアフリカのウガンダにあるMt Elgon や、 インドネシアにスラウエシ島の Lore Lindu (National Park) も踏破した。北海道でも日高、大雪山系の魅力にとらわれ続けている。

北海道で暮らすようになってから最初に興味を持ったのが北海道固有の野草(野花)だった。「北海道野草園」、つまりワイルドフラワーガーデンを作る事を夢見ているうちに、天然林の生い茂るこの大きなプロジェクトに巻き込まれる事になった。

生来の環境保護推進派。 Friends of the Earth (東京)、John Muir Trust (スコットランド) のメンバー。インターネット上でも活動範囲は広く、ブログを書いてみたり、最近は頻繁にTwitterにも顔を出している。

 

sch1.JPG

Simon Holledge (サイモン ホリッジ)

ロンドン生まれ。世界各国での生活経験があり、スコットランド、イングランド、香港、東京、北海道などをはじめ、中国での生活滞在期間も長い。大学での専攻は中国学で、 Leeds大学と Chinese University of Hong Kongにて学んだ他に、University College London にて考古学を専攻した。

旅行専門書の筆者や写真家として活動したことに加えて、専門の考古学者として発掘に従事したほか、出版社に就職するなどの出版業界への関わりも深い。出版の編集・校正の資格を持つためロンドン、香港、東京では印刷出版会社などに勤務。東京では講談社日本百科事典の編集部にsenior editorとして所属していた。 

インターネットにおいては、1990年代初頭から使用した先駆者グループの一人。今までにもいくつものウエブサイトを立ち上げ、 その内容は政治/環境などに関わるサイトや、オペラの情報サイトなどである。

幼少時の記憶にスコットランドの森を祖父と散歩したことを鮮明に覚えているという。しかし、最初の登山は日本で経験した(マスミと対照的なのがおかしい)。岩手県の早池峰山をはじめ、秋田、長野の頂上を踏破してきた。サイモンも、自然の土地を守る組織である John Muir Trust のメンバーである.

気候変動に関わる政治的な決断として Friends of the Earth (Scotland) や Greenpeace (International) などのキャンペーンを支持してきた。特に先進国で未だに石炭を発電の主エネルギー源として使用することへ反対している。北海道とスコットランドには実は多くの相似点があるという。例えば、地理的な島の面積や人口密度なども似ている。そして、何よりもこのふたつの島には残された自然が存在し、生物多様性、野生動植物を守って行く必要性を強く感じている。

MMH/SCH 12 July 2010